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KODAMA2020.04.13

災害で改めて感じた通気の重要性

こんにちは

シックハウス対策・湿気対策の住宅ならWBHOUSE

開発元のウッドビルド児玉です。

 

 

2019年10月の台風19号により全国各地が大きな被害を受けました。

ウッドビルドがある長野県長野市も多くの方が被害に遭われました。

 

長野県では台風19号により床上・床下浸水で8000件以上、

農業や観光なども合わせた被害総額は2000億円以上にもなります。

 

そして台風から半年経った今、

新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けている中、

本格的に家の復旧工事が行われています。

 

 

長野県北信地区の会員様の多くが災害遭われたお家の復旧又は建替え工事を行なっています。

 

 

台風19号災害復旧

 

 

上記の写真は手前の柱の色が変わっている部分までが浸水しました。

場合によっては3~4m浸水したお家もあります。

 

 

台風19号災害復興を月性のある家に建替え

 

復旧工事、建て替え工事は進んでいますがまだまだ手付かずのお家も多く見られます。

 

 

床上浸水をした現場をいくつか復旧工事をした会員工務店さんから聞いたのは、

繊維系(グラスウールなど)の断熱材の家は災害から少し時間を置くと、

壁の中が青や赤、黒などのカビだらけになっていた現場があったそうです。

 

その点、WBHOUSEは通気性もあり、使用するフェノールフォームなどの断熱材は

床上浸水によって汚れてはいますが、その部分を撤去又は洗い流して復旧できたそうです。

また、床下換気口がない家は床下に入った泥を出すにも苦労されたと聞きました。

 

 

私も以前にウッドビルドで建てられ、

床上2メートル位浸水されたお客様の家の片づけをお手伝いさせていただきました。

 

災害時の事を考えて家を建てるわけではありませんが、

雨が多く降り、台風の数も多く、湿気の多い日本では、

湿気をこもらせない、通気を取ることが重要だと改めて実感した災害でした。

 

 

そして家が数十年の間に万が一、台風により雨が入る、

洪水によって水が浸入した場合にどうなるのか

を考えると欧米とは違う家づくりになるようにも思います。

 

 

長野県では全壊、大規模半壊、半壊で応急処置として最大59.5万円、

一部損壊(準半壊)で最大30万円、生活再建として全開で100万円、

大規模半壊で50万円、半壊、一部損壊も別の支援策で支給されます。

 

 

そして、全壊、大規模半壊で新たに住宅を建設、購入される方に200万円、

元の住宅を補修される方に50万円が支援としてあります。

 

 

 

水害の被害基準

※災害がつなぐ全国ネットワーク”水害にあったときに”から抜粋

 

 

水害からの生活再建のための支援概要

※長野県ホームページ”令和元年東日本台風(台風第19号)への対応について”から抜粋

長野県ホームページ

 

 

しかし、上記の金額では火災保険の特約がある方、貯えのある方以外は全く足りません。

半年経った現在も全く手が付けられていない家が数多くあります。

 

 

夜、災害地はまだ明かりが灯っていない家が多く見られます。

長野県に限らず、日本中の被災地が一日でも早く復興し、平穏な日が戻ることをお祈り申し上げます。

 

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