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KODAMA2019.12.13

24時間換気を止めて化学物質測定

こんにちは、ウッドビルド 児玉です。

 

今回は化学物質の測定についてお話します。

 

その前に、家の中には壁や床に使われる建材や塗料、接着剤などにも化学物質があります。

その他、家具やカーペット、カーテンや洗剤、化粧品など日用品にも化学物質は含まれています。これからの化学物質を揮発性有機化合物=VOC(Volatile Organic Compounds)と呼び、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因と指摘されています。

 

厚生労働省では13物質の室内濃度指針値を設定しています。

住宅性能評価ではホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、アセトアルデヒドの6物質の室内濃度・表示を任意項目としています。

 

この化学物質の測定には2つの方法が用いられます。

アクティブ法とパッシブ法です。

 

アクティブ法とは室内のVOCが最大となる場合の量を評価することになります。

手順としては

  • 8:30 室内換気を行なう。(戸、窓、扉をすべて開放する)
  • 9:00 室内換気を完了する。
  • 9:00~14:00室内空気環境を維持し(戸、窓、扉を締め切り、5時間維持する。)
  • 14:00 30分化学物質を採取。
  • 15:00 化学物質測定を終了する

 

 

パッシブ法とは室内のVOCの平均濃度の測定となります。

  • 30分室内換気を行なう。(戸、窓、扉をすべて開放する)
  • 5時間室内空気環境を維持し(戸、窓、扉を締め切り維持する。)
  • 24時間化学物質を採取。
  • 24時間後化学物質測定を終了する。

 

この①~④時には24時間換気は稼働させておきます。

 

 

アクティブ法は有資格者による測定、VOCの最大濃度が可能となります。

パッシブ法は厚生労働省が定めた「室内空気測定のガイドライン」において標準的な方法として選定されていませんが、アクティブ法の代替法として認められています。

メリットとしては24時間後の回収のため自主測定が可能となり、複数個所の同時測定ができます。

 

 

私の自宅も化学物質の測定を行っています。

私のWBHOUSEである自宅はアクティブ法による6種類の化学物質測定を行っています。

しかも、通常は建物のみの測定をし、24時間換気を稼働させながら測定をしますが、私の自宅は家具、家電、生活用品すべて入った状態でかつ24時間換気を止めたまま化学物質測定しています。

 

 

化学物質測定

 

 

 

 

 

 

 

結果は6物質ともに24時間換気を使用しなくても基準値を大きく下回る数値となり、良い空気環境であることがわかりました。

 

化学物質を含まない自然素材で家を建てる。

これも大切ではありますが、暮らしは家だけでなく、家具や家電、洋服などの生活用品で成り立っています。

これらすべてを自然素材のモノ、または化学物質が発生しないモノで用意することは不可能に近いと思われます。

そこで、化学物質を逃がす手段がすべて自然素材で建てた家にも、そうでない素材で建てた家にも必要となります。

 

化学物質を機械で逃がすか、化学物質を自然に逃がすか、私たちWBHOUSEは自然に逃がすことを選択しました。

 

“健康に暮らす”ということは“自然で良い空気環境”で暮らすことから始まると考えます。

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