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WB HOUSEの家づくりコラム

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自然素材でつくること

豪雪といわれる地域は、軒の出が逆に作用することがあります。
また皆さまの好みもありますから、デザインをあまり押し付けることはできません。
できるだけお客さまの条件や好みを伺い、先ほどのようなプロとしてのアドバイスを踏まえWB HOUSEを提案させていただきます。

このように伝統に習い、変えてはいけない部分が他にもあります。それは伝統家屋=自然素材でできているということです。
ただし、現代の家づくりに於いて全て自然素材で作るということは不可能です。こんなことを言うと、
あれ?現在の家は自然素材じゃないの?と思われるかもしれません。
量販店が家造りに参入して半世紀、量産化合理化を進めるほど、自然素材の扱いは手間がかかると考えられ、
変わって新建材が大変な勢いで進歩しはじめました。
現在すべてを自然素材で作ろうとすれば、坪100万円かけても建てられるかという時代になりました。

伝統に学ぶ

最近の住宅は軒の無い家が結構ありますね。
地域やデザインで条件が変わりますので絶対という訳ではありませんが、日差しはまともに入ります。
それで暑い暑いといっても若干無理がありますね。
また、外壁や窓は風雨に直接さらされますから傷みも早く、汚れやすいのは想像がつきます。

昔の民家は南北に大きな掃出しの建具があり、風が吹き抜けました。
東西にはほとんど建具はありません。東からの朝日や沈む西日は角度があり、夏場の日差しは強烈です。
住宅展示場のモデルハウスは、所構わずサッシがつき軒もない。暑いわけです。
そこで太陽の熱を遮るガラスを開発し高価なサッシを取り付けます。ん~・・・本末転倒のような気がしますね。
WB HOUSEは地域やデザイン性などさまざまな条件下でも「通気と透湿」によって極力機械に頼らない環境をバックアップする仕組みです。

夏をむかえて

いよいよ気温が上がってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
丁度よい季節はあっという間に過ぎ夏本番ですね。
 
昔の民家は、夏は涼しいというイメージがあるのではないでしょうか。屋根は大きく、軒が深いのが日本の伝統的な形です。
小屋裏が大きいということは太陽の熱は上から溜まるので、下までくるのに時間がかかります。
幹が深いのには理由があります。日本は緯度が高いため、夏は太陽が真上にあがり軒によって室内に直射がはいりません。
逆に冬は太陽が下がり、深い軒でも日差しが差し込みます。

私は最近感じます。量販店は手間が省け儲かるのでしょうが、逆にユーザーのコスト負担はそれを補う設備によって増えます。
もう一度原点に帰り、伝統から学べば変えてはいけない部分と変えなくてはならない部分が見えてくるのではないでしょうか。

衣食住の原点を知る

上の写真の料理、おいしそうでしょう。
きっと 50年前なら粗食と言われていたものも、今ではごちそうとなってきました。
バブルで大いに沸いた 80、90年代は、ただ高級というものを衣食住、着・食べ・買いあさっていたようですね。
私はバブルが弾けて社会人になりましたのであまり知りませんがそうだったのでしょう。

日本の着物・食事・建築、そこには日本の気候風土に培われた、日本人のルーツがあります。
私は衣食にはあまり詳しくありませんが、住宅建築には日本の高温多湿に適した造りがあります。
これから入梅の季節になりますが日本の住宅は湿気対策なしに語ることはできません。
これだけ蒸し暑い日本の梅雨から夏にかけて先人たちはどう過ごして来たのか?エアコンありきなら何でもいいのですが、不思議ですね、一定の湿度の温度の中で快適なはずなのに空調の効いた部屋に居続けるとだるくなります。
お医者さんの言葉を借りれば「そうですよね、何百年もなかったものが突然現れ、体がビックリしているのですよ」というところでしょうか。

五感を大事にする

例えば、WB HOUSE に興味を持っていただく方の傾向として多いのは、できるだけ機 械を使いたくないという方です。奥さんやご年配のお爺ちゃん、お婆ちゃんは、夏エアコンの中だと冷えすぎてしまって体調がすぐれない、ならばエアコンを使わないか高めの温度で十分過ごせる家がいいと声をかけていただくことがあります。

特にご年配の方は小さいころからエアコンのない生活をしてきているので、機械の冷気 が合わないのでしょう。体が覚えていて五感でそれを受け付けないのでしょう。時代が進んで当たり前になっていても体が受け付けないことは結構あります。

こどもが小さい頃、パンでアトピーの症状がでました。医者の先生にこういわれたそう です「日本人はずっとお米で育ってきました。遺伝子にそう組み込まれてきたものが、突然小麦粉を与えられてビックリしているのですよ」その後ゆっくりあたえ今では普通に食べていますが、衣食住環境の大きな変化を子供たちが体の変調で訴えているような気がします。

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